
夫がシンガポールへの転職が決まり海外への引っ越したやまと申します。
海外引っ越しをする前に、今まで働いていた給与に対する確定申告が必要に!税金周りのことをご説明していきます!
準確定申告とは
確定申告とは、1月1日~12月31日までの1年間の所得金額から計算して得られる税金を計算して納付する制度です。2月16日から3月15日までの間に管轄の税務署に確定申告書を提出しますしかし、海外在住が決まったら、出国の日までにその年の1月1日から出国日までの所得を計算して確定申告を行う必要があります。また、会社員の場合は通常、給与・ボーナスから源泉徴収され年末調整があるため、確定申告を行う必要がありません。ただし、会社員でも住民登録を抹消して海外移住をされる方、年度の途中で退職された方、他の収入がある方は、確定申告が必要です
https://www.nature-inter.com/column/751/

準確定申告が不要な人はいる?

会社が年末調整してくれるかまず確認!
会社が年末調整をして、余剰金を本人と会社間で完結できれば自分での確定申告は不要です。
不動産所得や医療費控除などの申請をする人は準確定申告などが必要になってきます。
出国をするまでの給料を年末調整してもらう
私は、年が明けてから引っ越しをするまで同じところで働いていました!
8月に引っ越しを予定しており7月にその会社を辞めて、1か月間引っ越し準備をしていて他の収入もありませんでした。
現会社に問い合わせてみると7月までの給料で年末調整を実施してくれるということになり、保険料控除などを提出しています。
準確定申告をしないといけない人
年間の所得金額から、所得控除を差し引いた金額がプラスになる人は、確定申告を行わなければいけません。ただし、「年収2,000万円以下で、1か所からしか給与をもらっておらず、副業での所得が年間20万円以下の人」など、特定の要件を満たす場合は確定申告をしなくても良いとされています。
弥生確定申告あんしんガイド
- フリーランス・自由業
- 副業収入が20万以上
- 不動産所得や株(48万以上)の収益がある人
- 一時所得がある人
- 退職金を受けた人
- 所得税の猶予がある人
ざっくりでいうとこんな感じです!
引用↓

準確定申告したいけど源泉徴収票が間に合わない!

海外引っ越しというのは何かとお金もかかるし、ぎりぎりまで仕事をしておきたいですよね。
引っ越しするぎりぎりまで働いている場合は、源泉徴収票ができるのも一カ月後です。海外に異動した後に出されても…っていう感じですよね。
その場合は、納税管理人への準確定申告を依頼しなくてはなりません。
準確定申告が引っ越しまでに間に合わないなら納税管理人申請を
納税管理人申請をする場合は、自分の引っ越しをする前の住所の税務署で提出する必要があります。

準確定申告のメリット
払い過ぎた所得税を還付してもらえる可能性があります!
納税管理人はどこに住んでても大丈夫?納税管理人はどこで準確定申告をする?
納税管理人は大体家族の人にする人がおおいです。
私も旦那も家族は北海道にいるため、北海道の家族を納税管理人にしました。
納税管理人は確定申告の時期に、自分の住んでいる地域の税務署にて確定申告を実施します。
なのでうちの事例でいうと北海道で確定申告の処理をすることになります。
納税管理人の申請をする場所 | 納税管理人が確定申告をする場所 |
引っ越す本人が住んでいた役所 | 納税管理人の住んでいる役所 |
準確定申告なんて言葉も初めて聞いたという人も少なくないと思いますが、海外への引っ越し前になにかとめんどくさい手続きが続きます。
給料をもらっている人は、まずは引っ越すまでの給料をもらっている会社に年末調整をしてくれるのかを確認するのと、もし、他の控除など節税できるものがある場合は準確定申告を納税管理人を選出して実施しましょう。