シンガポールでは、環境保護と資源の再利用を推進するために、使用済みの電球や電池を適切に廃棄することが重要です。ここでは、シンガポールでこれらのアイテムをどのように処理すればよいかについて詳しく説明します。
シンガポールのごみ事情
シンガポールでは、生ごみからプラスチック、ビン、缶、電池まで、あらゆるものの分別をしないで何もかも一緒にして捨ててしまいますよね。
シンガポールでは家庭から出るごみの大部分が焼却処理されています。シンガポールは面積が限られているため、廃棄物の処理方法として焼却が選ばれており、これにより発生した灰は、主にSemakau島にある埋立地に運ばれています。焼却によってごみの体積を大幅に減少させることができるため、限られた土地を有効に活用することが可能になります。
さらに、シンガポールでは焼却プロセスからエネルギーを回収することも行っています。焼却施設で発生する熱は、蒸気を発生させるのに使用され、それがタービンを回して電力を生成します。これは、廃棄物を処理すると同時に、再生可能エネルギー源としての利用を図る環境に優しいアプローチです。
ただし、リサイクル可能な材料は焼却前に分別され、リサイクルプロセスに送られます。シンガポール政府はリサイクルの促進にも力を入れており、住民に対してリサイクルを奨励しています。この取り組みにより、資源の有効利用が図られ、廃棄物の量も減少しています。
シンガポールで不要になった電球や電池を廃棄する
リサイクルポイントは、ショッピングモールやコミュニティセンターなど、アクセスしやすい場所に設置されています。
ALBA e-Waste Singapore
電子機器や電池のリサイクルを行っている企業です。
彼らのウェブサイトで電池や電球のリサイクルボックスの場所を確認できます。
以下の項目をクリックすることで、電池だけを処分できる場所や電球を処分する場所を見つけることができます。電球や電池を一緒に処分する場合は、Battery & Bulbという項目が入っているものをチェックすることで見つかります。
- E-DRIVE
- ICT, Battery, Bulb
- Battery & Bulb
- Battery
- Battery, Bulb & Tube
PrinterやTVも処分できるE-DRIVE
出典:ALBAサイト
- computer&Laptop
- mobole&tablet
- Printer
- TV
などの商品を示します。
ALBAサイトで詳しいスケジュールを参照することができます。
処分方法を要確認
使い終わった電球の処分の注意点
使用済みの電球、特に蛍光灯やLED電球は、一般のゴミと一緒に捨てることはできません。これらは有害物質を含む可能性があるため、特別な取り扱いが必要です。
10㎝以上の長い直管蛍光灯などの処分ができない処分場所もある
取り扱いに注意が必要な長い蛍光灯などは、以下の場所でのみ処分ができます。
- E-Drives
- Depot Drop Off
切れてしまった電池の注意点
使用済みの電池も、有害な重金属を含んでいるため、一般のゴミとは別に処理する必要があります。シンガポールでは、電池を安全にリサイクルするためのプログラムがいくつかあります。例えば、e-wasteリサイクルポイントでは、家庭用の小型電池を回収しています。
ルールを守って、自分の家も環境もきれいにしましょう!
適切な廃棄方法を選択することで、環境保護に貢献し、資源の再利用を促進することができます。