シンガポールに住んでいるやまちゃんです。
私は虫が大の苦手で、小さな虫ですら発見するととてもげんなりしてしまいます。
結構な虫対策を行っているのですが、ふと壁を見ると動く小さな虫たちを発見しました。

ダニは肉眼では見えない
小さな虫たちの正体はチャタテムシと言います。
これがまだ壁だからいいですが、布団などに紛れていて、尚且つ一緒に寝ているなんて鳥肌ものです。
体長1ミリメートルほどの淡黄色~淡褐色をした小さな虫で、よくダニと間違えられます。どこの家庭でも見られますが、小さいのであまり気がつきません。成虫・幼虫ともカビや動植物質の細片を食べ、やや湿度の高い環境を好みます。乾燥食品につくこともありますが、食品をボロボロにすることはありません。ふつうに見られるのは小さくて翅のないコナチャタテ類ですが、ときどき、大型でよく飛ぶ有翅チャタテムシ類が室内で発生することがあります。新築家屋や高湿度の場所で発生し、やはりカビを好みます。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/eisei/yomimono/nezukon/cyatate_shimi.html
チャタテムシ対策
まず、虫の住処になるようなごみの処理。後は、虫の好物な乾麺などは特に手の届かないように完璧ブロックしました。
- 段ボールなどごみを放置しない
- 食材や乾麺などはジップロックやタッパーなどに密閉保存
- とにかく除湿

除湿を開始して2週間で効果発揮
チャタテムシを見つけた瞬間に除湿器を現地で購入。
Amazonで購入してみた商品が安い割に空気清浄と除湿効果をちゃんと発揮してくれました。
我が家はエアコンは常時使用していましたが、湿度は常に70%前後でムシムシという感覚はありました。
ですが、チャタテムシ発見後からはエアコンのコースは基本的に、DRYで除湿を心がけ湿度50~60台%を維持するようにしていました。
ドライとは、除湿機能のことです。部屋の湿度を下げることを最優先としています。部屋の空気中の湿度を下げ、心地よい部屋へ導きます。空気は温度が高いほど多くの水分を含むことができますが、夏に部屋の中のじっとりした湿気を感じるのは、このためです。
https://www.osoujikakumei.jp/column/

2週間で25匹→3匹まで減少
同じリビングの壁で2m×2mの範囲内で発見できた数を比較してみましたが、大きな変化がありました。
やはり大幅に減少していました。
今後も除湿を継続していきます!

雨期には湿度の上がりやすい!
シンガポールを含む東南アジアは雨期と乾期に分かれていたりしますよね。雨期には、1日に一度雨が降ってじめじめした天気が続きます。時期に合わせた除湿を心がけましょう!
室内でよく見かける、埃のような消しゴムのカスの様なわからない虫
carpet bag worm

以下のサイトなど成虫の画像などを見れます。虫画像注意!
我が家ではベランダなんかでよく見かけます。
小さくごみのようにも見えるこの正体は蛾の幼虫です。
生態
幼虫は絹のようなケースを作り、その中に隠れます。
幼虫は羽化するまでその繭の中で過ごします。しかも壁を這います。
絹のケースは通常、カボチャの種の形をしています。
多くの場合、細長く、平らで、破片や絹繊維などのさまざまな素材で構成されています。
幼虫自体は真っ白で黒ずみがあります。7mmくらいに達します。
壁の塗装剤なんかを食べています。見かけたらすぐさま、トイレに流すかダストシュートに捨てましょう!
もしチャタテムシを発見することがあればまずは除湿からためしてみてはいかがでしょうか?