
シンガポールに住んでいるやまちゃんです。
国外への転出の際には、マイナンバーカードは返納する必要があります。
ワクチンの接種証明書は、入国審査の時などいたるところで提示を求められます。
印刷しておくとスマホの電池が切れてしまったときなどにも安心ですが、海外の人も基本的にはスマホのアプリ(各国の物)を利用して提示している場面をよく見かけます。
なので、日本の接種証明書のアプリは海外での生活での使用場面があります。海外転出の際に、マイナンバーカードを返却後も使用は可能なのでしょうか?!
新型コロナワクチン接種証明書アプリにはマイナンバーカードが必要
デジタル庁の提供している新型コロナワクチン接種証明書アプリは海外でのワクチン証明としても活躍します。

海外引っ越しの際にはマイナンバーカードが失効する

国外へ転出する場合は、お住まいの区の区役所区民課または支所区民センターへ転出届を提出する際に、通知カードまたはマイナンバーカードの返納の手続を行ってください。国外転出により返納した旨の記載を行い、カードはお返しします。
https://www.city.kawasaki.jp/
(国外転出により返納)失効するが、アプリの読み込みはできた
役所で海外への転出届を提出した後、マイナンバーカードに国外転出により返納という一言が追加されます。
返納とはありますが、国外転出の情報が更新されたマイナンバーカードは本人の自己保管となります。
念のため海外に引っ越す際にも持参しています。
海外旅行や引っ越しの際は摂取証明書アプリだけで十分?

海外旅行の場合は、スマホのチャージが問題なければオフラインでも証明書を提示することができます。
ですが、海外引っ越しの転出の際は印刷をして持っていくことをおすすめします。
(海外引っ越し)コロナワクチンの接種状況を入国した国でアップデートする必要がある
入国した国によっては海外(日本)で摂取したワクチンを自国のデータベースに更新する必要が求められます。
シンガポールでも、近くのクリニックで摂取証明書を提示してパスポートの情報と紐づける手続きをしてもらいます。(2022年9月現在)
この際に、摂取証明書のコピーをクリニックで保管してもらう必要があります。
ワクチンの接種証明書を書面で提示する場合
夫のワクチンの接種状況に関しては書面で用意していたためそちらをクリニックで印刷してもらいました。
ワクチンの接種証明書をアプリなどデジタルデータしか持っていない場合
二次元コードのみ印刷していたのですが、シンガポールのクリニックで保管する内容はQRコードではなく、摂取内容が記載されている部分が必要とのことでした。
なので、クリニックのメールアドレスを教えてもらいスクリーンショットを送信することで解決しました。
海外引っ越しの際にマイナンバーカードを失効してしまいますが、ワクチンの接種証明書のアプリでの読み込みは問題なくすることができました。